【お得に周遊】はこだてスペシャルチケット2025使い方ガイド!近郊ドライブ篇

「のりもの券」と12枚の「ポイント券」でお得に函館エリア観光ができる、はこだてスペシャルチケット2025。その使い方ガイドとマイカー・レンタカーで函館を訪れる方向けに近郊のドライブと合わせた1例をご紹介いたします!
はこだてスペシャルチケットとは?
「のりもの券」(市電1日乗車券へ交換可)と観光施設や飲食店、土産品店で利用可能な12枚の「ポイント券」がセットになったお得なチケットです(1冊3,500円(税込))。1冊函館観光の際には是非「はこだてスペシャルチケット2025」をご利用ください!本サイトで事前の予約購入もできます。詳細は下記をご確認ください。
はこだてスペシャルチケット2025特設ページ


「のりもの券」の使い方
市電に乗り、降りる際に乗務員(運転手)へ「のりもの券」を渡してください。その際に市電1日乗車券と交換されますので、その日1日中使うことができます。
「ポイント券」の使い方
本チケットに参加している観光施設や飲食店、土産品店で利用可能です。施設よって必要枚数と提供サービスが異なり、お客様の好きな組み合わせで利用できます。また、ポイント券は日付を跨いで使用できるので、「1泊2日のご旅行中に使い切る」という利用ができます。
例として、下記のような組み合わせが可能です。このページでは、この組み合わせでのモデルコースを基本に記載します。

このコースのポイント♪
・マイカー・レンタカーで函館入り
・リピーターの方など函館山にはもう行ったことがある方向け
・はこだてスペシャルチケット2025を使いながら観光
・1日目は市電を使って観光スポットを巡る
・2日目はマイカー・レンタカーで近郊ドライブ
※コース上で利用する市電の運行情報についてはこちらをご確認ください。
函館市電・観光路線バス情報
マイカーで札幌方面または青森方面から入ってきた場合
札幌方面からマイカーやレンタカーで入ってくる場合、七飯町の道の駅なないろ・ななえのお隣の施設THE DANSHAKU LOUNGEで「はこだてスペシャルチケット2025」を購入することができます。また、津軽海峡フェリーで函館入りする場合は、函館フェリーターミナルの売店SEAちゃんで購入することができます。購入後、ご宿泊のホテルに向かい、車を置いて市電で観光します。


はこだてスペシャルチケット2025参加施設 THE DANSHAKU LOUNGE レストラン
(ポイント券2枚:金券利用1枚あたり250円相当)
ちょうどお昼時ならTHE DANSHAKU LOUNGE レストランで早速利用することもできます。大沼牛を使ったステーキやハンバーグ、パスタなど豊富なメニューから選べます。




このモデルコースでは、JR函館駅を出発点にして、函館市電を利用して五稜郭へ向かいます。はこだてスペシャルチケット2025はJR函館駅構内の函館市観光案内所でも販売していますので、ここで購入してもOKです。
市電「函館駅前」は、JR函館駅の正面口を出て、まっすぐ進むと見える交差点にあります。「湯の川」行きの市電に乗り、15分程度で着く「五稜郭公園前」で降ります。「湯の川」行きの乗り場はJR函館駅側(写真右側)です。

「五稜郭公園前」で降車後、15分程歩くと五稜郭公園に着きます。経路イメージは下記動画でご紹介しています。
五稜郭公園を散策し、箱館奉行所を見学
【滞在目安時間:60分~120分】
五稜郭公園の近隣には有料駐車場がありますが、春の桜の時期や夏のお盆シーズン、秋の紅葉などは混みあい駐車待ちが発生することも。公共交通機関を利用すれば安心です。
はこだてスペシャルチケット2025参加施設 箱館奉行所(ポイント券2枚:入館料金)
幕末から明治にかけての戊辰戦争最後の戦い、箱館戦争の舞台となった五稜郭公園を散策します。隣接する五稜郭タワー展望台からの眺望が有名ですが、郭内の土手を歩いて回ることでもその星型の構造を感じることができます。そして、公園の中央に位置する箱館奉行所を見学。こちらは幕末の北辺警備と対外折衝の重責を担った箱館奉行所を2010年に再現したもの。可能な限り建築当時の材料・工法を使用して復元されており、建物自体も見所であり、内部の展示では奉行所の役割や当時の生活を感じることができる仕組みとなっています。


本モデルコースではこの後、レイモンハウス元町店などでポイント券を利用予定ですが、もし利用しないという方は周辺飲食店で参加施設があるので、こちらで利用するのも良いですね!
はこだてスペシャルチケット2025参加周辺飲食店
五稜郭から元町エリアへ
【滞在目安時間:60分~120分】
市電「五稜郭公園前」から「十字街」へ。乗車時間は約25分です。十字街を降りて徒歩5分程でベイエリア周辺へ着きます。かつて函館郵便局として使用されていた建物を利用した「はこだて明治館」や新鮮な海産物等を扱う「はこだて海鮮市場本店」、海岸沿いに建ち並びビュースポットでもあるショッピングモール「金森赤レンガ倉庫」などお土産品を選ぶのにちょうどいい施設を見て周ります。


二十間坂を上り、レイモンハウス元町店へ
【滞在目安時間:30分】
このあたり少し小腹が空いてきていたら、ちょうど良いのがレイモンハウス元町店。ホットドッグやバーガー、ソーセージなどがファーストフードとして販売されており、店内で席について食べることもできるので一息休憩するのもいいですね。
はこだてスペシャルチケット2025参加施設 レイモンハウス元町店(ポイント券6枚:焼きソーセージ)


サイズの大きい焼きソーセージがセットになっており、ボリュームも十分です。
公会堂周辺を目指しながら八幡坂や教会群を楽しむ
【滞在時間目安:30分~60分】
旧函館区公会堂やを目指します。夕暮れの元町も素敵な雰囲気です。朝、昼、夕、夜(ライトアップ)と時間帯によって様々な景色を映し出す元町。一度行ったことがあっても違う時間帯に行くとまた違った町の表情が見えるのでお勧めです。




レイモンハウス元町店から元町公園へは寄り道せずに歩くと10分程度の距離ですが、途中、ビュースポットである八幡坂、教会群で写真を撮ったり、入場可能な教会へ拝観することもでき見所も多いです。
元町の観光スポットを巡る
【滞在時間目安:60分~90分】
「旧函館区公会堂」へ。余裕があれば街並みを見ながら歩いて移動してもいいかもしれません。


基坂沿いには、函館市旧イギリス領事館や坂のうえにある元町公園とさらにその上に建つ国の重要文化財である旧函館区公会堂など歴史的建築物も多くあります。特に坂の下からもその姿が見える旧函館区公会堂は元町散策時のランドマーク。



基坂、元町公園周辺(徒歩10分圏内)で見ると、歴史的建造物が利用された観光・見学施設が多くあり、いずれも展示室への入場は有料ですが、函館や北海道の歴史・文化を学べるスポットになっています。1施設当たり目安30分程度(展示物の説明をじっくり見ると1時間程度かかる場合も)の見学時間になります。もし翌日のコースで利用しない施設があれば、こちらで使うのも有効です。
はこだてスペシャルチケット2025参加の周辺観光施設
元町の見学後は、市電「末広町」からご宿泊のホテル最寄りの停留所まで。ホテルでのディナーや温泉など夜をゆっくりと過ごします。
【2日目】 函館の世界遺産や近郊の名所をドライブで巡る
朝のうちに出発すると、鹿部町を出発する頃にはお昼くらいになっているはず。札幌方面へ移動するなら七飯経由でそのまま移動できます。
【移動・滞在時間目安:120分】
はこだてスペシャルチケット2025参加施設 函館市縄文文化交流センター(ポイント券1枚:入館見学)
函館駅からは車で60分くらいのところにある南茅部地区には、世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」構成資産の垣ノ島遺跡と大船遺跡があります。遺跡には定時ガイドがあるのでぜひガイドの時間に合わせて訪問しましょう。また、ガイダンス施設である函館市縄文文化交流センターは垣ノ島遺跡に隣接しています。こちらでは、北海道最初の国宝「中空土偶」も展示されており、当地域の縄文文化の歴史を詳しく説明したパネルや多くの出土物を見ることができます。



※函館市縄文文化交流センターは定休日があります。ご利用予定日の開館状況は事前に施設HP等でご確認ください。
南茅部地域から隣町「鹿部町」へ
【移動・滞在時間目安:60分】
はこだてスペシャルチケット2025参加施設 道の駅 しかべ間歇泉公園(ポイント券1枚:入園見学)
南茅部地域から鹿部町の「道の駅 しかべ間歇泉公園」へ向かいます。車でおよそ20分程度の道のりです。海外線を走るので漁港やオーシャンビューを見ながらのドライブになります。
北海道遺産であり、しかべ間歇泉公園を保有する全国的にも珍しい道の駅。正面入り口を進むと、お土産屋さんや食堂がありますが、入場料を払うと間歇泉が見える広場へ。間歇泉は約10〜15分ごとに吹き上げます。広場にある足湯でゆったりくつろぎながら間歇泉が吹き上がるのを見るのもひとつの楽しみ方。


ちょうどお昼くらいであれば、道の駅内、浜のかあさん食堂のプレミアムたらこ御膳や鹿部温泉 蒸し釜料理などでお昼ご飯を食べることもできますよ。


このまま札幌方面へ向かう場合は、函館に帰らず七飯経由で行くことができます。時間がある場合は、大沼国定公園に立ち寄るのもいいですね。

函館中心街だけではなく近郊のドライブも含めた本モデルコースは以上になりますが、はこだてスペシャルチケット2025のポイント券の組み合わせは自由です。本コース中で立ち寄れる場所には他にもたくさん参加施設があるので、お客様ならではの使い方で函館観光をお楽しみください!











