春のお花見観光(元町方面)
【2024年桜情報】
桜の見頃は例年4月下旬から5月上旬くらいです。
当HP内の特設ページでタイムリーな情報を発信中!
https://hakodate-kankou.com/sakura/
函館の桜二大名所のひとつ函館公園で景観を楽しむ
明治時代に日本で最初の時期に設営された都市公園のひとつとして数えられる函館公園。当時、多くの市民の支援を受けて設営されたこの公園は現在も市民の憩いの場となっており、街中にありながら自然豊かな公園です。季節のひとつとして、春は桜の名所として知られており、市民だけではなく観光客も含めて多くの見物客が訪れます。公園内には約400本の桜が植えられており、また動物施設や日本最古の観覧車があるミニ遊園地「こどものくに」、市立博物館、桜シーズン限定で出店されている露店など花見と一緒に楽しめる施設もあり、老若男女に人気なお花見スポットです。
本モデルコースは、そんな函館公園のお花見と定番の観光スポット、元町周辺に点在する桜スポットを市電と徒歩で巡るコース紹介になります。最初は、函館観光の定番スポットである旧函館区公会堂や旧イギリス領事館などが集まるエリアへ向かいます。
このコースのポイント♪
・JR函館駅前から出発。
・元町方面の桜スポットを満喫
・余裕があれば、ちょっと足を伸ばして立待岬方面へ
※立待岬方面行かなければ半日コース、行くと1日コースというように所要時間が変わってきます。
函館駅前から市電に乗り元町周辺へ
【所要時間目安:20分】
JR函館駅の改札をくぐり、正面入り口を出て、まっすぐ進み大きい交差点まで行きます。
交差点の右手側に市電の停留所が見えてくるので信号を渡って、停留所から「5系統:函館どつく前」に乗って、11分ほどで「末広町」へ。この時、「2系統:谷地頭」では目的地の「末広町」停留所のひとつ前の「十字街」までしか行かないのでご注意。
函館市電の詳細⇒函館市電・観光路線バス情報
函館駅前から市電に乗り元町周辺へ
【滞在時間目安:40~60分】
市電「末広町」停留所に到着します。末広町で降りたら、市電と同じ進行方向へ徒歩で少し歩くと幅の広い坂道である基坂が見えてきます。この坂の途中に旧イギリス領事館、上り切ったところに元町公園、旧函館区公会堂があります。旧函館区公会堂は坂の下からも見える存在感がある建物です。
坂を上っていくと信号を超えた先に左手側に見えてくるのが、旧イギリス領事館です。1934年までは実際に英国領事館としての機能を有した施設として利用されていました。現在は、展示施設として営業されており、館内のヴィクトリアンローズ ティールームは建物の雰囲気と相まって素敵な時間を過ごせるということでとても人気です。
展示施設は15分くらいを目安に見学できる(歴史等が紹介された展示パネルをじっくり見るともっと時間はかかります)ので、余裕があればぜひ寄ってみましょう。
この建物の坂を挟んで逆側にペリー提督の銅像が設置されている通称ペリー広場があります。ペリー広場にも桜植えられており、見頃には綺麗に花が咲くので合わせて見ていくとよいでしょう。
坂を上り切ったところには元町公園があります。園内にはエメラルドグリーンの外見が特徴的な旧北海道庁函館支庁庁舎などの歴史的な建造物があり、高台へ上っていくと市街を見渡せるビュースポットになっています。また、上り切ったところには旧函館区公会堂があり、こちらも現在は展示施設として営業されていて15分くらいを目安に見学ができます。
【スポット情報】
旧イギリス領事館 / ペリー提督来航記念碑 / 元町公園 / 旧函館区公会堂
八幡坂や教会群を通り元町配水場へ
【所要時間目安:30~40分】
港ヶ丘通りを通って、八幡坂や教会群を経由して元町配水場へ向かっていきます。
八幡坂の眺めや教会群周辺の異国情緒あふれる街並みは定番の観光スポット。各教会は外観の見学はいつでもできるので見て周ると良いでしょう。
元町配水場は函館山ロープウェイ山麓駅のすぐ近くにあります。現役では最古の配水場となっており、今も周辺市民へ水を供給しています。場内が開放されているので、物見台があるところまで階段を上っていきましょう。市街や両サイドの函館港、津軽海峡も見渡せるビュースポットになっています。また、駅から発着するロープウェイの姿もよく見ることができます。こちらの場内にも桜が植えられており、桜と景色、桜とロープウェイというコラボレーションで素敵な瞬間を切り抜くことも。ぜひお気に入りの場所を探してみてください。
【スポット情報】
坂の景色 / 教会群 / 元町配水場 / 函館山ロープウェイ
桜の名所・函館公園へ
【所要時間目安:60~90分】
元町配水場から函館公園へは歩いて約10分程度の距離です。
函館公園は、桜の時期は公園内が華やかに色づきます。園内には、ポニーなどがいる動物施設やミニ遊園地「こどものくに」などの観覧施設や市立函館博物館などの歴史建造物も存在しており、桜と合わせて楽しみことができます。また、桜シーズン中は例年、露店の出店も行われ、多くの人々で賑わいます。少し休憩を取りながら、ゆっくりお花見をしていきましょう。
函館公園からほど近い場所にある、函館八幡宮も桜の名スポットとして知られています。境内の中、見事に咲く桜を見ると、その場所の雰囲気と相まって心が洗われるようです。
【スポット情報】
函館公園 / 市立函館博物館 / 函館八幡宮
少し足を伸ばして立待岬方面へ
【所要時間目安:60~120分】
時間や体力に余裕があれば、津軽海峡を一望できる立待岬に向かってみましょう。函館八幡宮からは約1.6kmで徒歩だと25分ほどで着きます。(※難しいかな‥という場合は、次項で紹介する市電「谷地頭」から「函館駅前」に向かってコース終了となります。)
道中の楽しみとして、函館山の麓に佇む神社である住三吉神社に立ち寄ってみるのもよいでしょう。住三吉神社では、満開になった時は桜のトンネルのような景色が広がります。
細い坂道を上り切った先に立待岬はあります。津軽海峡側の景色を一望でき、天気などの条件が合えば、青森県側の陸地が見えることも。もちろん函館市街側の景色も見え、その絶景を楽しむことができるスポットとなっています。
景色を楽しんだら、来た道を戻ります。ここまで歩いてきた疲れを癒すひとつの提案として、谷地頭温泉の利用をご提案。函館市民御用達の温泉ですが、観光途中のひと休みに立寄るのにもピッタリな場所です。高温、中温、気泡風呂の3種浴槽のほか、サウナ、函館のシンボル五稜郭の形状を模した露天風呂が揃っており、本格的にリフレッシュすることができますよ。
市電に乗って函館駅前へ
【所要時間目安:30分】
絶景や温泉を楽しんだら、市電に乗って函館駅前へ戻ります。函館八幡宮からは徒歩10分。立待岬からは徒歩17分。谷地頭温泉からは徒歩5分くらいの距離です。「谷地頭」停留所が始点になって函館駅前方面に向かうので、乗り間違いなどの心配はありません。市電に揺られながら15分ほどで「函館駅前」停留所へ到着です。
函館駅前に着いたら本モデルコースは全行程終了です。お疲れ様でした。どのスポットに寄ったかでも終了時刻が変わってきますが、これから駅前方面でご飯を食べよう!という方は下記のグルメ情報からお店を探してみるのはいかがでしょうか?
函館駅前のグルメ情報はこちら♪