春のお花見観光（五稜郭方面）

【2024年桜情報】
桜の見頃は例年4月下旬から5月上旬くらいです。
当HP内の特設ページでタイムリーな情報を発信中！

函館・みなみ北海道の桜
https://hakodate-kankou.com/sakura/

函館の桜二大名所のひとつ五稜郭公園で景色を楽しむ

　戊辰戦争の最後の戦いである箱館戦争の歴史が残る五稜郭跡ですが、現在は五稜郭公園として人々の憩いの場になっています。季節のひとつとして、春は桜の名所として知られており、市民だけではなく観光客も含めて多くの見物客が訪れます。公園内の散策でも十分桜を満喫できますが、隣接する五稜郭タワー展望台に上ると、特に満開時は星型の公園全体がピンクに彩られた様子を見ることができ、まさに絶景です。

　本モデルコースは、そんな五稜郭公園のお花見を中心にして、市内を周遊するシャトルバスを利用してトラピスチヌ修道院などを巡るコース紹介になります。合わせて五稜郭方面に店舗があるご当地グルメや海鮮寿司などのグルメ情報もご紹介します！

このコースのポイント♪
・JR函館駅前または函館空港から出発。
・五稜郭とグルメを満喫します。
・ちょっと足を伸ばしてトラピスチヌ修道院と市民の森へ

　2024年4月1日～の観光路線バス時刻表はこちら。

JR函館駅前からバスに乗り五稜郭へ

【乗車から15分程度で「五稜郭タワー前」停留所に着きます】

JR函館駅の改札をくぐり、正面入り口を出るとすぐ斜め左側が駅前バスターミナルになっています。赤いオブジェを超えて、正面方向へ歩き、ターミナルに沿って1番のりば、２番のりば・・・４番のりばを目指します。

出発は、9:15または10:15の便をイメージして、以降時間を調整して周ってみましょう。

Tips
・市電でも移動は可能です。その場合「五稜郭公園前」停留場を降車し、徒歩約15分程度で五稜郭公園へ着きます。
・函館空港着でお荷物等が少なくそのまま観光に行けるなら函館空港のバス停留所から「5系統：五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバス（函館駅前行き）」に乗ってまっすぐ五稜郭へ向かうこともできます。この場合、巡る順をトラピスチヌ修道院⇒五稜郭公園とすると効率的ですよ。

まずは五稜郭公園を散策

【滞在時間目安：40～80分】

シャトルバスは、すぐ五稜郭タワーが見える位置にバスが停まります。

散策をしてもし時間があるようならオススメしたいのが、五稜郭公園内の中央に位置する箱館奉行所の見学です。幕末の北辺警備と対外折衝の重責を担った箱館奉行所ですが、明治4年に解体されました。現在見ることができるのは、2010年に可能な限り建築当時の材料・工法を使用し、1/3の規模で復元した建物。館内では奉行所が担った仕事の紹介や五稜郭の城塞としての役割、もちろん興味深い建物自体を楽しめます。

ちなみに堀の外周は約1.8kmあり歩くだけでも30分程度かかりますが、風がない日では、水面に反射する桜や五稜郭タワーを見ることができ思い出の写真撮影などを楽しめるかもしれません。郭内でもいろいろな角度から桜と堀などの景観を見ることができます。お気に入りの場所を探すのも楽しいです。

【スポット情報】
五稜郭公園 / 五稜郭タワー / 箱館奉行所

五稜郭タワー展望台からの眺めを楽しむ

【滞在時間目安：40～90分】

来た道を戻り五稜郭タワーへ。チケットは施設受付での購入のほか、事前購入チケットもありますので、いずれかの方法でチケットをご用意いただき展望台へ上るエレベーターへ。

五稜郭タワー展望台では、函館市内を360度見渡せます。中で星型の五稜郭全景と桜を見ることができるこちらがこのコースのハイライト。「歩いてきたのはあそこらへんかな」と確かめながら見るとおもしろいかもしれません。

五稜郭タワー公式HP（外部リンク）

五稜郭タワー展望台や1階にショップがあるので、オリジナルグッズなど記念の品やお土産を買うのもいいですね。

※春の桜期間中は混雑が予想される為、時間に余裕を持って行動すると良いでしょう。

五稜郭周辺でグルメを楽しむ！

【滞在時間目安：90分】

五稜郭周辺にも函館らしい飲食店がいっぱいあります。五稜郭公園への到着時間に合わせて散策前にお腹を満たすのもいいかもしれません。

• 五島軒函館カレーEXPRESS五稜郭タワー店（五稜郭タワー2階）
• 四季海鮮 「旬花」（五稜郭タワー2階）
• ラッキーピエロ五稜郭公園店
• 麺厨房あじさい本店（外部リンク）
• 回転寿司旬花
• とんき五稜郭店
• グルメ回転ずし函太郎五稜郭公園店
• 六花亭五稜郭店

出発は、13:30または14:30（最終便）のイメージです。

　日本初の女子観想修道院と市民の森

【滞在目安時間：30分程度】

　「トラピスチヌ前」で降りるとすぐ修道院の正面が見えます。道路沿いにも桜が咲いています。

　厳かな雰囲気の修道院です。修道女達が敬虔な毎日を送る修道院に入ることはできませんが、美しい前庭と修道院の歴史や生活を示した資料館の見学、売店でマダレナケーキやクッキーなどのお菓子やお土産を購入することができます。

【スポット情報】
トラピスチヌ修道院

　隣接する市民の森でも桜が咲いているので合わせて見ていくといいでしょう。自然豊かな散策路を歩きながらゆっくりとお花見をすると心が洗われるようです。また市民の森ビジターセンター売店では、訪れる人に人気の北海道ソフトクリームが販売されています。北海道の新鮮な牛乳が使用されており、さっぱりとした味わいを楽しめるので、散策のあと一息つくとよいかもしれません。

　ここまで見て周ることができたら、函館駅へ帰りましょう。同じ停留所から5系統のバス（函館駅行き）に乗車しJR函館駅へ。約40分で着きます。（湯の川方面にお泊りなら、湯川温泉電停前などで降りると良いでしょう）

出発は、14:26または15:26（最終便）のイメージです。

　JR函館駅に着いたら本モデルコースは全行程終了です。お疲れ様でした。ここまでの行程で夕方近くになっているはず。もう1泊できる場合は、一休みして、ご飯を食べに行ったり、函館山へ夜景を見に行ったり検討してみるのはいかがでしょうか。

　函館駅前のグルメ情報はこちら♪

五稜郭の桜の紹介動画