元町エリアで半日観光♪
歴史的な建築物や街並みを楽しむ
日本初の国際貿易港のひとつとして開港した函館は、いち早く海外の文化が流れ込んだ土地であり、各国の領事館や宗派の異なる教会、海外の建築様式を取り入れた和洋折衷の建築物などが建ち並びます。元町エリアの散策は、当時を偲ぶたくさんの歴史的建築物とその街並みを楽しめる函館の定番コースのひとつです。そして最後は函館観光のハイライトとなる函館山から眺める夜景です。
このコースのポイント♪
・JR函館駅前から出発
・午後から半日を想定
・元町エリアの観光スポットを巡る
・コースの最後は函館山からの夜景
※季節によって観光施設の営業時間や日没時間が異なりますので各施設のスポット情報を事前にご確認ください。
JR函館駅前から市電またはバスに乗り元町地区を目指す
A.市電を利用する場合は「末広町」停留場で降車
「函館駅前」停留所から5系統:函館どつく前行に乗車すると、約8分で「末広町」停留場へ到着します。2系統:谷地頭行に乗車すると、「末広町」停留場へは向かいませんのでご注意ください。「末広町」ひとつ前の「十字街」で路線が分岐します。
B.函館バスを利用する場合は「旧イギリス領事館」停留所で降車
函館駅前バスターミナルにある4番のりばから3系統:元町・ベイエリア周遊号に乗車すると、約18分で「旧イギリス領事館」へ到着します。ひとつ前の停留所に「元町」がありますが、このコースでは、「旧イギリス領事館」での降車を想定しています。
函館市電・観光路線バス情報
【コース概要】
基坂~元町公園周辺~八幡坂・教会群~函館山ロープウェイ・山頂展望台
基坂から出発して歴史的建築物の観光施設を見学
【滞在時間目安:90~120分】
基坂沿いには、函館市旧イギリス領事館や坂のうえにある元町公園とさらにその上に建つ国の重要文化財である旧函館区公会堂など歴史的建築物も多くあります。特に坂の下からもその姿が見える旧函館区公会堂は元町散策時のランドマーク。
基坂、元町公園周辺(徒歩10分圏内)で見ると、歴史的建造物が利用された観光・見学施設が多くあり、いずれも展示室への入場は有料ですが、函館や北海道の歴史・文化を学べるスポットになっています。詳細はスポット詳細ページでご確認ください。1施設当たり目安30分程度(展示物の説明をじっくり見ると1時間程度かかる場合も)の見学時間になります。このコースの最終目的である函館山からの夜景を見る日没時間に合わせて巡る施設数を選ぶと丁度よく時間を使えます。
- 旧函館区公会堂
- 函館市旧イギリス領事館
- 函館市北方民族資料館
- 函館市文学館
- 函館博物館郷土資料館
- 旧相馬邸(冬期休業あり)
ロープウェイ駅を目指しながら八幡坂や教会群を楽しむ
【滞在時間目安:15~45分】
日没時間に近づいてきたら函館山ロープウェイ山麓駅を目指します。
元町公園から函館山ロープウェイ山麓駅へは寄り道せずに歩くと10分程度の距離ですが、途中、ビュースポットである八幡坂、二十間坂や教会群で写真を撮ったり、入場可能な教会へ拝観することもでき見所も多いです。
函館山ロープウェイを利用して山頂展望台へ
【滞在時間目安:30~60分】
函館山ロープウェイ山麓駅から山頂駅までは約3分の空中旅行。山頂展望台からくびれた地形が特徴的な夜景が楽しめるほか、夏の夜には津軽海峡に浮かぶイカ釣りの漁火が見えたり、冬の夜には元町方面で行われるイルミネーションでさらに灯りが増します。
函館山の夜景をとことん楽しむなら、日没後30分後からの鑑賞がおすすめです。夕焼け空が徐々に深いブルーに変わり、夜の灯りが広がるまでの移ろいの全てを見届けましょう。
※登山道通行可能期間は、函館バスによる1系統:函館山登山バスでも山頂まで行けます。
JR函館駅前に戻ってコースは終了です
市電を利用する場合は、山麓駅横の南部坂を下って「十字街」停留場が最寄りの駅になります(徒歩約7分)。函館バスを利用する場合は、山麓駅目の前の「ロープウェイ前」停留所から2系統:函館山ロープウェイ接続シャトルバスでJR函館駅前まで戻ることができます(事前に運行時刻をご確認ください)。
動画で紹介
本記事で紹介したコースをイメージした動画を作成しました!