五稜郭タワー
地上90mで360度函館を一望
特別史跡五稜郭の美しい星形を目の当たりに
函館の観光名所の一つ、五稜郭タワー。
特別史跡五稜郭に接するように、五角形の白いタワーが貫録たっぷりにそびえ立ちます。
現在建っているタワーは実は2代目で、初代タワーは五稜郭築城100年を記念して昭和39年(1964年)年建造され、その後平成18年(2006年)に、パワーアップして現在のタワーがオープンしました。
交差点側の入り口から中に入ってみると函館、北海道のお土産、そして五稜郭や五稜郭タワーに関するお土産がずらり!
目移りしてしまいます。
その中を進んでいきますと、チケット売り場が見えてきます。
チケットを買ってエレベーターに乗ると、照明が落とされた壁面には五稜郭の歴史が浮かび上がり、移動中スタッフの方が五稜郭について説明してくれます。
エレベーターは30人乗りが2基あり、地上1階から展望台2階(90m)まで約30秒。
展望2階に着くと、広々とした空間が広がり、その先には開けた絶景が!
特別史跡五稜郭が目下に広がり、函館の市街地、函館山、恵山の方まで360度函館の景色を眺めることができます。
五稜郭の堀や立体的な星形がまざまざと感じられ、遺っている城郭の構造を確認することができます。
また、五稜郭は四季折々に表情を変え、見学者の目を楽しませてくれます。
春は桜が咲き、夏は新緑が萌え、秋には紅葉し、冬には木々の一枝まで真っ白に染まる様子は、一年中どの季節に訪れても美しいものです。
そして展望階には展示物も豊富。
展望2階にある展示スペース「五稜郭歴史回廊」では、箱館戦争を含めた五稜郭激動の歴史を学ぶことができ、また、ブロンズ座像「土方歳三之像」も設置されています。
こちらの像はよく知られている、洋装で椅子に座った土方の写真を基に造られたもので、必見です。
また、地上1階アトリウムにも土方歳三のブロンズ像が建っていますので是非そちらもご覧ください。
次に展望1階ですが、世界の稜堡式城郭(五稜郭建設の際に参考にされた城郭の様式)についての紹介や、オリジナルグッズなどが買える売店、パノラマを堪能しながらカフェやソフトクリームが楽しめるカフェスタンドがあります。
展望台限定、期間限定のメニューがありますので、展望台に上ったらぜひチェックしてみてください。
また、シースルーフロアという一部強化ガラス張りの床があり、86メートルの高さから真下を覗けるどきどきスポットがあります。
エレベーターで地上2階に下りますと、
五稜郭タワーコレクション 「植木蒼悦ギャラリー」や、
函館近郊で生産される上質な牛乳使用のジェラート屋さん、
カレーで全国的に有名な函館の老舗洋食レストラン五稜郭タワー店、
落ち着いた雰囲気の中、函館の食材を使った和食コースを楽しめるお食事処があります。
絶景や五稜郭の歴史を堪能した後はちょっと休憩、なんていかがでしょうか。
ぜひ、函館の美味も試してみて下さい。
地上1階は冒頭でご紹介しましたチケットカウンターと、品揃え豊富な売店、隣接してガラス張りの広場「アトリウム」があります。
「アトリウム」にはベンチやテーブル、そして前述しました土方歳三のブロンズ像が設置されています。
広々としたスペースで、見学後の待ち合わせや観光の計画を立てながら一息つかれる方など、ゆったり過ごされる姿がよく見られます。
五稜郭の景色、歴史、お土産、そして函館の食を楽しめる、
函館に来たら訪れていただきたい場所、五稜郭タワー。
皆様ぜひ、観光の際は足をお運びください。
- 営業時間
- 9:00 〜 18:00
- 定休日
- 年中無休
- 料金
- 一般料金 大人1,000円、中高生750円、小学生500円
(その他、団体料金等については下記HPにてご確認ください)
- 駐車場
- 自家用車用駐車場はないため、周辺の有料駐車場をご利用下さい。 ( 函館市芸術ホール駐車場、函館市五稜郭観光駐車場など)
- 住所
- 〒 040-0001 函館市五稜郭町43-9
- お問い合せ
- 五稜郭タワー株式会社(代表番号)
- 電話
- 0138-51-4785
- FAX
- 0138-32-6390
- アクセス
- 路面電車 五稜郭公園前駅から徒歩約15分
函館バス 五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバス バス停「五稜郭タワー前」下車、目の前